信州フォレストワーク(SFW)は、森林ボランティアによる里山の再生と健全な森づくりに取り組んでいるNPO法人です。
【信州フォレストワークの理念】
里地里山は、集落を取り巻く二次林や人工林、農地、ため池などを含み、人手が加わり人と自然が共生することによって維持されてきた環境です。
里山は動植物が生息、生育する場としてだけでなく、地域の食や伝統行事などの文化も伝えられてきました。
ところが、里地里山と人との関わりが薄れ、森林の手入れが行き届かなくなったり、田畑が放棄されることで、里地里山の荒廃が進行しています。
かけがえのない貴重な里山里地を守り、人との新たな関わりを持って豊かな自然と文化を未来に引き継いでいくことが必要です。
人間の営みにより形成・維持されてきた里地里山の保全と持続可能な利用を進める取り組みは、「SATOYAMAイニシアティブ」として世界に向けても提唱されています。
私たちにできることから、一緒に行動しましょう。
地球規模で考え、地域レベルで実践することが信州フォレストワークの理念です。
【事業目的】
信州フォレストワーク(SFW)は市民参加による里地里山の保全活動に取り組み、健全な森づくりを推進しています。
【主な事業】
- 里地里山の保全・再生活動に取り組んでいます。
- 森林ボランティアによる森づくりを実践しています。
- 間伐材を活用した循環型社会を目指しています。
- 環境教育による子どもたちの木育を促進しています。
- 里山の生活文化を守り伝える活動をしています。
【ロゴマーク】
参考
里地里山保全活用行動計画(環境省,2010年)平成25年版 環境白書(環境省,2013年)