11月3日に第3回、11月15日には第4回となる絆の森サポート隊活動が行われました。
今月のテーマは、森の手入れのメインイベント!間伐です。
まず間伐する木を選木し、マーキングしました。1人1本間伐することを目標に自分で切る木を選んでもらいました。
切る木の周囲を整理し、空間や伐倒後のことを考えて倒す方向を決め、自分の逃げる方向や場所を確認してから、手ノコで受け口を作り、追い口を入れツルを残して、ゆっくり安全に倒します。
手で切るのはとても大変で時間もかかりますが、切り口を確認しながら確実にツルを残してうまく伐倒できました。
伐倒した木は、枝を払い4mの長さで玉切りします。
この時はチェーンソーの使い方を指導し、チャップスを付けて玉切りの体験をしてもらいました。
まだ時間がありましたので、今度はチェーンソーを使っての伐倒を1人1本ずつ体験してもらいました。
簡単に切れるので切りすぎてしまったり、斜めに切ることがなかなか難しく、チェーンソーの恐怖心もあり、慣れが必要です。
予定の本数を終了し、最初に観察した位置で、間伐した所とまだしてない所を比較すると良くわかる通り、光が林床に入り明るい森になりました。
普段では立木を切ることはあまりないと思いますが、実際に体験して、間伐の大変さや意義が理解できたと思います。