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令和5年度 SFW安全講習会を開催しました

「かかり木処理のワンポイント講座」という資料と内部講師倉島さんの知識、経験から黒板を使っての講座となった。かかり木処理は伐倒作業の中で危険が伴い死亡災害発生率は1/3を占めるとも言われている。ならば、「かかり木にしなければいい」という基本的な考えから狙った通りに倒せる正確な伐倒技能力が必要。「受け口を作り追い口を切る」この作業で全ては決まると言ってよいほど重要。大径木、広葉樹、様々な条件の中で受け口の角度、大きさ、つるの残し具合、切り進め方、それによって倒れ方はどうなるのか能を使いイメージし、その通りのチェーンソー技術が必要。いままでの私は、テキスト通りの数字で伐倒していたが「なるほど」の連続で目からウロコの講座だった。少ない経験を思い起こすと、思いがけない木の動きに木は生き物だ!と恐ろしさを感じたこともあった。状況観察、木の観察、イメージ、よく切れるチェーンソー、狙いを決めたら手際よく。今年も災害無く、1年が楽しく元気で活動したいと思う。(寺島春美)